一昨年まで資産運用の本場アメリカにおいて、機関投資家を相手に『ヘッジファンド』のトレードを専門としていた講師を招いての世界金融経済についての研修及び実践会。

2016-09-16-09-23-00

 

 

 

 

 

テーマは、

・金融リテラシーマップとコンプライアンス

・マーケット環境

・外貨建てと円建て商品の違い

・国内為替と外国為替

・金融商品販売法

 

などでした。

 

騰落率からの年利率の算出の仕方、リスクオフとリスクオンの視点や考え方、ビックマック指数、中国のサブプライム問題、ロスチャイルド家がなぜ世界一のお金持ちになれたのかなど、知識が深まることばかり。

 

証券外務員(投資信託、株式、債権などの販売)の資格とライフコンサルタントの資格をもっている私としても非常に勉強になり、金融経済の最先端の情報を手にいれることができました!

 

保険とひとくちに言っても加入の目的や契約の仕方は様々です。

どのような目的で入るのか、果たして自分には保険は本当に必要なのかどうかを判断するのはとても難しいですよね?

しかしたった3つの考え方から選ぶだけで自分に合った最適な商品を見つけることができます!

 

①万が一の保障が目的なのか

②積立目的なのか

③節税目的なのか

 

これだけです。

 

②の積立目的とは、教育(学資)資金、住宅購入(繰上返済)資金、老後(退職)資金などを言います。要するにお金を運用して、目的となる資産を作る場合です。

 

この②の目的を保険商品を活用して実行する場合、現時点(H28.9月)において、この保険会社の某商品が最も適しているといっても過言ではありません。

日本国内の生命保険会社は40~50社あり全ての商品を扱える訳ではないですが、提携先企業の商品も合わせれば扱える商品は40社を超えます。

 

個人的な意見としては、②の積立目的の場合にこの会社の某商品を、比較検討や推奨してお客様に対してご提案できないFP(ファイナンシャルプランナー)や生命保険募集代理人は、資産形成(ライフプランニング)のコンサルタントにはなりえないと考えています。

 

はっきりいってレベルが低いです。

 

この商品をまずスタートラインにもってきて、あとはお客様のリスクレベルや投資経験に応じて他の商品を比較又は推奨することが最低限必要だと思います。

 

但しこれはあくまで、保険商品を利用して資産形成をする場合に限ってです。

単純に資産運用するのであれば、外貨、投資信託、株式、債券、不動産、コモディティ、FX、デリバティブやオプション取引など様々ありますので、ご自身でできるならそっちの方が運用が上手くいく場合ももちろんあります。

 

でも資産運用って元本割れしたりリスクがあって怖いイメージがあるという方もいらっしゃると思います。

確かに、元本割れのリスク、為替のリスク、信用リスク、デフォルトのリスクなど様々あります。

 

では、ノーリスクの商品っていったい何でしょうか?

 

例えば、『預貯金』と答える方もいらっしゃると思います。

 

預貯金は確かに100万円預けても、100万円という額は減りません。

しかし、預貯金には「インフレリスク」や「購買力リスク」というものが内在しています。

皆さんの見えない形でお金の価値はどんどん減っていきます。

 

リスクとは、投資の世界ではリターンを得るためのブレ幅のことを言います。

要するに、値段が上がることも下がることもリスクと言います。

リスクのないところにはリターンはないと言えますし、また、これだけのリターンを得るためにこれだけはリスクはとれるという覚悟も必要になります。

 

生命保険、損害保険、医療保険、終身保険、変額保険、個人年金など、その種類は様々です。

 

当事務所では万が一の時のために、どのような保険を最低限どのくらいかけておけばいいのかなど、保険商品の知識を基礎からお話させていただき、お客様にあった商品を客観的にお選びさせていただいております。

 

今回は少し難しい話でしたが、もしご自身の加入している商品が気になったりや、加入を検討してみたい方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

 

以上。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

 

西海行政書士事務所・総合コンサルタント

代表 西海 雅規

行政書士/宅地建物取引士/証券外務員/

ファイナンシャルプランナー/ライフコンサルタント